お客様がネットショップで購入を完了すると、注文確認メールがショップから送信される-この流れはもはや当たり前になっています。
このメールでは、「受注が完了しました」ということだけ伝わっていればいいと思っていませんか?広告や宣伝を目的としたマーケティングメールを見ない人でも、顧客の<購入>というアクションに応じて送られるトランザクションメールは、チェックする人がほとんどでしょう。
マイページで確認する方法もありますが、フォローアップとして有用性がありますし、ここの対応をしっかりしておくと、信頼できるショップとして顧客の信用を得られる可能性が上がると考えられます。
注文確認メールは、購入後の顧客との最初の連絡です。このメールに含まれる情報は顧客にとって重要ですので、ほとんどの人はメールに目を通します。このときは、良い印象を与えるチャンスです。ショップの個性が引き立つような文面もしくはデザインで顧客に興味を持ってもらいましょう。
購入者への感謝のメッセージも入れると効果的です。またここで、ポイントプログラムやソーシャルメディア、一押し商品を宣伝することもできます。相手は買い物を終えたばかりですので、すぐの反応は期待できませんが、次の買い物に繋がるショップの宣伝やリピーターの機会として利用することができます。
商品が顧客のもとへ届くまで、状況が変わるごとにフォローアップメールを送ると、顧客は安心を得られます。「商品の発送準備が整いました」「商品を発送しました「天候や災害により配送に遅延が見られます」など、到着を楽しみに待っている顧客に対して情報は多くても問題ありません。
注文後のトランザクションメールは、開封率や読む時間が長いという調査結果もあります。やりすぎるとショップイメージを損ないますが、価値のある、顧客が受け取りたいと機体するメッセージを送ることができれば、今後の長い付き合いも期待できるでしょう。