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かさばる大型荷物の配送を改善する方法

2024年8月28日

持ち帰りが難しい大きくてかさばる商品はECサイトで最も売れやすい商品ですが、配送が難しい商品でもあります。
サイズ、重量、形状のせいで、保管、積み込み、輸送、荷降ろしが面倒ですし、サイズが大きいにもかかわらず、壊れやすく、破損しやすいものも多くあります。
新しい家電製品に凹みがあったり、機械の一部が壊れていたりするのは、顧客にとっては大きな問題であり、ショップの評価を大きく下げる原因になります。
さらに、大型商品は配送料が高くなるものですが、商品代金もそれなりの額になるため、多くの顧客は送料無料を期待しているというのも悩ましいところです。
こういった課題は少しでも解決していかなければコストがかかりっぱなしになってしまいます。
まず商品を破損させないために、大型商品の適切な梱包、保護、取り扱いを重視することが重要です。
外装梱包はパレットやコンテナや仕切りを、耐久性があり強度に優れたものへの見直しをする。
内装梱包は緩衝材の種類をそれぞれに合わせる。
フォークリフトや台車など大型配送用の用品を揃えるなど、必要な投資はしましょう。
それらが適切に使われるようスタッフ研修も必要です。
機器操作のトレーニング、体を傷めない荷物の持ち方のレクチャー、配送品取り扱い時に起きるかもしれない事故を考えての救急応対などのトレーニングを行います。
スケジュールを改めることも重要です。
大型車を使うと移動もスムーズにいかないことが多く、燃料費もかかります。近くの配送をグループ化して積載量を最適化し、距離を最小限に抑え、ピークの時間帯をなるべく避けてスケジュールを組んで遅延を減らします。
ドライバーの能力に合わせてルート調整し、効率的に時間と人材を使うことが大切です。配送管理システムを使うと、ビッグデータを基に交通状況を見て顧客の希望時間に配達できるようスケジュールできるので、導入してみるのも良いでしょう。
このように大型商品の配送には課題が多いので、すべてを一つずつ自分たちで解決していくのが難しいと考えるのであれば、「大型でかさばる荷物の配送はアウトソーシングする」ということを検討するのもひとつの方法です。

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