世界的パンデミックにより、距離を問わず人々の行き来が制限されたこの数年、顔を見ることはできなくても贈り物をすることは続いていました。
ただ続いただけでなく、会えないからせめて贈り物をと、ギフト市場は成長しているとも見られます。
贈り物はクリスマスやバレンタインデー、母の日など大々的なイベントを中心に、各人の誕生日など一年中動きのあるものです。これ自体はコロナが流行ろうとなかろうと変わりませんが、買い物をすることが制限されたことで、ギフト包装にも変化が起きました。
まず商品の購入自体が現物を見て探すのではなく、オンラインショップの利用となり、そうなると自身で包装する機会は減少し、そのまま相手に送れるように購入したショップでのギフト包装を選択することになります。
このため、ECサイトにおけるギフト包装は、あったら便利なサービスからなくてはならないサービスに発展しました。
まだギフト包装を扱っていないのなら、すぐにでも採用するべきでしょう。
包装にショップのロゴなどを入れることで、多くの人が撮影するSNSの開封動画で広告宣伝もできるようになります。
また自社の商品の包装を自分たちでコントロールできるので、工夫次第では低コストで見栄えする包装も実現できます。
コロナの影響は購買者だけでなく包装資材メーカーにも大きな影響を与えており、これまで低コストで利用できたパッケージ素材も、価格変更があったり取り扱い終了になったりしているケースがあります。
環境保全のために過剰な包装が見直されていることもあり、自分たちに合った、顧客満足度を下げないギフト包装を取り入れていくことが必要です。
コロナ禍がギフト包装に与えた影響
2023年11月6日