商品発送の際に必ずしなければならない梱包、ここにかかるコストはなるべく下げたいと思う方は多いでしょう。
顧客の満足度を下げることなくコストが削減できるのが最善です。「重さ、サイズ、移動距離、移動時間、繊細な運び方」これらが送料を高くする要因となるので、ひとつずつ見ていきましょう。
重さは配送コストを上げる主要な要因になります。
定額制であれば問題ありませんが、そうでなければ重くなるほど料金が高くなります。
特別な品や変わった形の品でないのなら、スリムな箱を使ったり、エアー緩衝材を使ったりするなどして全体を軽くしましょう。
サイズも配送コスト増の大きな要素となります。
商品の損傷を防ぎ、しっかり梱包するには、可能な限り商品の形にフィットするようなパッケージを使用すると、余計な重さをかけないパッキングが可能となります。
売れ筋商品や目玉商品には、専用梱包資材を用意することもひとつの策になるでしょう。
ここまでは自分たちのやり方で調整ができることですが、発送後の運送に関しては運送会社が関わってきます。
小さい荷物がメインであればあまり問題ありませんが、大きなもの、重いものなど、物によって集荷・運送などの機器が必要になる場合は運送会社の価格設定も高くなることがあります。
この場合は運送会社に直接相談して、どこにコストがかかるのかを聞いて、理解した上で価格交渉に臨みましょう。
無理な値下げ要求は、到着前の商品破損のリスクを大きくし、返品交換となると倍の送料を負担する結果になるので注意が必要です。
梱包コストを改善することは、将来の収益成長も改善する可能性があります。
資材の質も種類も数年前と変わっていることが多々あるので、定期的な見直しは必要と言えるでしょう。