誰かに渡すギフトにラッピングしてあることは、もうすっかり当然のこととなりました。
ですがギフトを購入した顧客が自分でラッピングをするかというとそうではなく、ほとんどの場合は購入したショップのサービスで行われています。

対面販売の店でもオンラインショップでも、顧客からは同じ要望があり、店側は同じように応えることで売り上げが伸びていきます。
顧客満足度を向上し、より多くの売上につなげ、平均注文額を増やし、そして、リピーターを獲得するのです。

しかしギフトラッピングには様々なコストがかかります。
包装紙、テープ、リボンなどの材料費、ラッピングするための時間と人手、立体的なラッピングすることで商品が大きくなる時は配送費用も上がる可能性があります。
包装材料の予算を立てて、無料にするのか、有料にするのか、ラッピングサービスをどのように提供するかを検討しましょう。

無料のラッピングサービスがあることを嫌がる顧客はいませんので、簡単な包装の無料オプションをつけるのは良い方法でしょう。
有料オプションも2～３段階で価格が選べると顧客側は選びやすいと感じます。
有料にする場合の設定額には、材料費と人的コストに少しプラスした額にしておくと追加利益を得ることができます。

自社製品を販売しているのなら、ラッピングにかかる費用は商品代金に含めておけば、顧客側は「商品を買うだけで素敵な包装のものが送られてくる」というお得感を得られて、お互い損がありません。

顧客を満足させられるだけのラッピング能力がない、そのための人員確保は難しい、というときは、代行サービスを利用するのが得策です。
商品数やラッピング方法などを含めて価格も相談できるでしょう。
できないことはアウトソーシング、というのはこれからの経営で上手に利用すべきことのひとつです。