2000年に入って全世界を巻き込む大きな問題となったCOVID-19の大流行は、ビジネスの流れにも影響を与えました。
対面店舗からECサイトへ利用者の流れが大きく変わったこともひとつでしょう。
往来自粛、外出自粛などの制限がかかった地域でも、通販は変わらず動いていました。商品の出庫はとまるどころか、むしろ今までよりもオーダーが増えた会社も少なくないのではないでしょうか。
今後も通販需要は増えると考えられ、販売数の管理には棚卸は重要なことですが、今までやっていた人海戦術方式はコロナ禍にふさわしいとは言えません。
物量によりますが、可能であれば自分ひとりで、もしくは同居の家族に手伝ってもらって数えましょう。
家の外の人との接触を制限することは、ウイルスを広める可能性を避けるためにできる策の1つです。
従業員を参加させる場合は、物理的な距離が取れるように調整します。
マスク、メガネ、手袋の着用など、保護具の用意はマストです。
さらに数えるときは安全な距離を確保します。できれば2mの距離がとれるように、担当する棚の位置を割り当てましょう。
複数の人数が必要なときは、作業する時間をずらす手段もあります。
チェックしたものを記載するときも、触るものが少ないほど良いです。
紙とペンを使うのはやめて、棚卸アプリを使うことも検討すべきです。
無料で使えるものもあります。
これなら自身の携帯端末で使えるので、あらたにデバイスを用意する必要もありません。
密にならず、携わる人が安全に作業を行えるような環境を作ってください。