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セールについて考える①:セールの種類について

2020年8月26日

セールをするとページへのアクセス率が上がりますが、平均注文額が下がるなど、最終的な収益が下がる可能性があります。

 

実際のところ、戦略的に設定したセール価格は、ピンチを助けるだけでなく売上を大幅に押し上げることができます。

 

値引きが規格外に多すぎたりすると、収益に影響を与えるだけでなく、ブランドに大きなダメージを与える可能性があるので注意が必要です。

セール価格の種類、セールが顧客に及ぼす心理的要素、セール価格の決め方などを考えていきましょう。

 

セールには種類があります。商品やサービスによっても変わりますが、自社の取り扱うものがどこに適しているか考えてみてください。

 

  • ボリュームディスカウント:購入すればするほど、コストが下がります。数量割引により、顧客に大量購入を促すことができます。特定の数のアイテムを購入した後に無料のアイテムを提供するといったおまけシステムは、ボリュームディスカウントに近い方法です。
  • 季節限定割引:シーズンの初めに売り上げを伸ばしたり、以前購入した顧客に特典を提供したりするのに優れた方法です。季節商品のセールは顧客のわくわく感を生み出すだけでなく、前のシーズンの在庫を一掃して次のシーズンに備えるのに役立ちます。
  • プロモーション割引:販売促進を目的としたもので、これは無謀に活用したくないタイプのセールです。頻繁にセールが発生すると、次のセールが見つかるまで、顧客は買い物をしなくなる可能性があります。プロモーションセールを販売戦略の主要な部分にするのは注意が必要です。
  • ひっかけ商品:サイトへの訪問者を増やすための釣り商品です。広告として魅力的で安価な商品を用意し、さらにより収益性の高い製品を購入することを期待します。ここで設定する商品は、頻繁に使用されるおなじみのアイテムが良いです。
  • BOGO(buy one get one):1つ購入するともう1つもらえる、実質50%OFFのセールです。抱き合わせになるので、商品によっては法律に触れることがあるので注意しましょう。
  • 「特別な」割引:リピート顧客、長年の顧客、会員顧客などの限られたメンバーや、それらとは関係なく何かのステータスを与えられた人のみが受けられるなど、顧客に特別感を感じさせる割引は非常に効果的です。
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